アルノルテ

写真:アルノルテ

 アルミナ精製のアルノルテは、1981年に建設工事に着手し、市況低迷による一時中断、株主構成変更等の紆余曲折を経て、所要資金約9億ドルを投じた年産110万トン設備が1995年に操業を開始、アルミナ・アルミニウムの一貫生産体制が確立されるに至った。その後3回の増設を経て、年間626万トンの生産能力を持つ世界最大のアルミナ精製工場となっている。アルミナの原料となるボーキサイトは、トロンベタス、パラゴミナス両鉱山から安定して供給されている。アルノルテはアルブラスのアルミナ需要の100%を供給している。

 アルノルテもアルブラス同様、品質管理、人材育成、環境保全、社会貢献等にも力を注いでおり、ISO-9001(品質管理)、ISO-14001(環境保全)、ISO-18001(安全衛生管理)、SA-8000(地域社会貢献)の4つの国際認証を取得している。

社名

ALUNORTE - Alumina do Norte do Brasil S.A.

アルノルテ - アルミナ・ド・ノルテ・ド・ブラジル株式会社

事業内容 アルミナの製造・販売および関連事業
本社/工場所在地 ブラジル連邦共和国パラ州バルカレーナ郡ムルクピ
設立 1978年9月1日
資本金 37.9億レアル
株主構成 Norsk Hydroグループ(92.13%)、CBA(3.03%)
三井物産(2.22%)、NAAC(2.17%)、JAIC(0.45%)
現有生産能力 アルミナ626万トン/年
建設総所要資金 26.5億ドル
従業員 約1,600人